テレビ配線工事にかかる費用は15,000円~35,000円が目安です。ただし、テレビ配線とテレビアンテナの設置を同時に行うことがほとんどなので、利用するアンテナによって費用が異なります。


本記事ではテレビ配線の工事にかかる費用相場を中心に解説します。費用の目安はもちろん、なるべく安く抑える方法、家庭で取り付ける場合の手順なども紹介するので参考にしてみてください。
テレビ配線工事の費用シミュレーション
※ 上記は2024年1月~2025年1月のデータを基にした費用の相場です。
※ 実際の費用は機種や施工条件によって変動します。
※ 正確な見積もりは専門業者にご相談ください。
【テレビ配線/テレビ端子増設】業者に頼む場合と自分で取り付ける場合の費用比較
テレビの配線工事やテレビ端子の増設にかかる費用は、工事内容や依頼先によって大きく変動します。アンテナの新設から室内の配線調整、テレビ端子の増設まで、様々なケースが考えられます。
このセクションでは、主な工事内容ごとの費用相場を、「業者に依頼する場合」と「自分で取り付ける場合」に分けて詳しく見ていきます。それぞれのメリット・デメリットや注意点も踏まえながら、ご自身の状況に合った方法を選ぶための参考にしてください。
主な工事内容と業者に依頼した場合の費用
業者にテレビ配線工事を依頼する場合、アンテナの種類や設置場所、配線の状況によって費用は異なります。専門的な知識と技術が必要な作業も多く、安全かつ確実に工事を進めるためにはプロへの依頼が安心です。
一般的な工事内容と、その費用相場の目安は以下の通りです。
- 地デジアンテナ設置(八木式アンテナ):15,000円~35,000円程度。屋根上など高所への設置が一般的
- 地デジアンテナ設置(デザインアンテナ):20,000円~35,000円程度。外壁など目立ちにくい場所への設置に適している
- BS/CSアンテナ設置:12,000円~20,000円程度(4K8K対応は15,000円~)。衛星放送を受信するためのアンテナ
- 分配器の設置・交換:5,000円~10,000円程度。アンテナからの信号を複数の部屋に分ける際に必要
- テレビ端子の増設:10,000円~20,000円程度(配線方法による)。別の部屋でテレビを見るためにコンセントプレートに端子を追加
- 壁内配線工事:10,000円~30,000円程度。壁の中にケーブルを通すため、見た目がすっきりするものの作業難易度は高め
これらの費用には、部品代、工事費、出張費などが含まれることが一般的ですが、業者によって内訳は異なります。特に、複数の部屋への配線や特殊な設置場所、既存設備の状況によっては追加費用が発生する場合があるため、必ず事前に見積もりを取り、工事内容と費用を確認しましょう。
自分で取り付ける場合にかかる費用
DIYでテレビ配線工事を行う場合、業者に依頼するよりも費用を抑えられる可能性があります。主な費用はアンテナ本体やケーブル、分配器、工具などの材料費・道具代です。
地デジアンテナ本体 | 3,000円~10,000円程度(種類による) |
BS/CSアンテナ本体 | 4,000円~8,000円程度 |
同軸ケーブル | 1,000円~3,000円程度(長さによる) |
分配器・分波器 | 1,000円~3,000円程度 |
固定金具・マストなど | 2,000円~5,000円程度 |
工具類(ドライバー、スパナ、レベルチェッカーなど) | 数千円~ ※既に持っている場合は不要 |
これらの部品代を合計すると、例えば地デジアンテナを自分で設置する場合、約10,000円~15,000円程度が目安となります。ただし、これはあくまで部品代のみの計算であり、作業時間や手間、そして何よりも安全面でのリスクを考慮する必要があります。
高所作業や電気配線に関わる作業は危険が伴うため、十分な知識と経験がない場合は無理せず業者に依頼することをおすすめします。特に壁内配線や複雑な端子増設は、専門的な技術が必要です。
テレビ配線やテレビ端子増設工事費用が高くなる要因
テレビ配線工事の見積もりを取った際に、「思ったより高いな」と感じることがあるかもしれません。費用が高くなる背景には、いくつかの共通した要因が存在します。
これらの要因を知っておくことで、見積もり内容をより深く理解し、適正な価格かどうかを判断する手助けになります。
人件費の値上げ・作業者の高齢化
近年、建設業界や電気工事業界全体で、人手不足や作業員の高齢化が課題となっています。特に、アンテナ工事に必要な電気工事士などの有資格者が不足しており、これが人件費の上昇につながっています。
需要に対して供給が追い付かない状況では、以下のような影響が出やすくなります。
- 一人当たりの作業単価上昇:限られた人材で多くの依頼に対応するため、単価が上がりがちです。
- 出張費などの諸経費増加:遠方からの派遣が必要になる場合、コストが増えます。
- 繁忙期の価格高騰:依頼が集中する時期は、さらに価格が上昇する傾向があります。
このような背景から、以前に比べて工事費用が高くなっていると感じる場合があります。業者を選ぶ際には、単に価格だけでなく、資格を持った経験豊富なスタッフが対応してくれるかどうかも確認すると良いでしょう。
デザインアンテナ対応業者が少ない
住宅の外観を損なわない「デザインアンテナ(平面アンテナ)」の人気が高まっています。しかし、デザインアンテナの設置には、従来の八木式アンテナとは異なる知識や設置ノウハウが必要です。
そのため、以下のような状況が起こり得ます。
- 対応できる業者が限られる:すべてのアンテナ工事業者がデザインアンテナの設置を得意としているわけではありません。
- 特殊技術料が加算される場合がある:設置の難易度が高い場合や、電波測定・調整に手間がかかる場合、追加料金が発生することがあります。
- 選択肢が少なく価格競争が起きにくい:対応できる業者が少ない地域では、価格が高めに設定される傾向があります。
特に、電波状況が不安定な場所や、特殊な壁材の住宅への設置は難易度が上がります。デザインアンテナを希望する場合は、事前に業者に対応可能か、施工実績が豊富かを確認することが重要です。
アンテナの交換サイクルが他の住宅と重なる
アンテナの寿命は一般的に10年~15年程度と言われています。新築時に一斉に入居が始まった住宅地などでは、アンテナの交換時期も集中しやすくなります。
アンテナ交換のタイミングが重なると、以下のような影響で費用が高くなる可能性があります。
- 繁忙期が発生しやすくなる:特定の時期(例: 大型分譲地の築10年目以降など)に依頼が殺到します。
- 業者のスケジュールが埋まりやすくなる:予約が取りにくくなり、価格交渉もしづらくなります。
- 繁忙期価格が設定される場合がある:需要の増加に合わせて、通常期より高い料金設定になることがあります。
引っ越しシーズン(3月、9月)や年末年始なども同様に依頼が増える傾向があります。もし工事を急がないのであれば、これらの時期を避けて依頼することで、費用を抑えられる可能性があります。
住宅やアンテナの老朽化
築年数が経過した住宅や、設置から長期間が経過したアンテナの場合、配線工事と同時に追加の作業が必要になることがあります。 これが、総額費用を押し上げる要因となります。
老朽化に伴う追加工事の例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 既存アンテナの撤去・処分費:新しいアンテナを設置する前に、古いアンテナを取り外す必要があります。
- 劣化した配線の交換:ケーブルや分配器などが古くなっている場合、電波の損失を防ぐために交換が必要です。
- 設置場所の補修:アンテナを固定していた箇所(屋根や壁)が劣化している場合、補修が必要になることがあります。
- ブースター(増幅器)の追加・交換:電波が弱い地域や、分配数が多い場合に、信号を増幅するブースターが必要になることがあります。
見積もり時には、現在の設備の状況を業者に正確に伝え、追加工事が発生する可能性がないかを確認しておくことが大切です。
テレビ配線やテレビ端子増設費用を安く依頼する4つのコツ
専門業者に依頼すると安心ですが、できるだけ費用は抑えたいものです。テレビ配線工事やテレビ端子増設を少しでも安く依頼するためには、いくつか押さえておきたいコツがあります。
これらのポイントを意識するだけで、無駄な出費を防ぎ、納得のいく価格で工事を依頼できる可能性が高まります。
事前に取り付ける環境や希望を細かく伝える
見積もりを依頼する前に、現在の状況や工事の希望をできるだけ具体的にまとめておくことが、費用を抑える第一歩です。 情報が曖昧だと、業者側も正確な見積もりを出しにくく、後から追加費用が発生する原因にもなりかねません。
以下の点を整理して伝えると、スムーズなやり取りができ、無駄な費用を防ぐことにつながります。
現在の状況 | ・アンテナの有無 ・種類(地デジ、BS/CS) ・設置場所 ・テレビの台数 ・テレビ端子の数と場所 ・建物の種類(戸建て、マンション) ・築年数 など |
工事の目的 | 「新しいテレビのためにアンテナが必要」 「別の部屋でテレビを見たい(端子増設)」 「映りが悪いので改善したい」 「アンテナを交換したい」 など |
希望するアンテナの種類 | 特に希望がなければ不要 デザインアンテナなどを希望する場合は伝える |
希望する設置場所 | ・屋根上 ・壁面 ・ベランダ など ※電波状況により希望通りにならない場合もある |
配線方法の希望 | 露出配線か、隠蔽配線(壁内など)か |
これらの情報を事前に伝えることで、業者はより正確な見積もりを提示でき、現地調査の時間短縮や、不要な工事提案を防ぐ効果も期待できます。
工事の繁忙期には早めに依頼する
アンテナ工事には、依頼が集中する「繁忙期」があります。 一般的に、引っ越しシーズンの3月~4月や9月~10月、そして年末年始などが該当します。また、台風シーズン後なども修理依頼が増える傾向があります。
繁忙期に依頼すると、以下のようなデメリットが生じやすくなります。
- 工事費用が高くなる傾向:需要が増えるため、通常期より料金設定が高くなることがあります。
- 予約が取りにくい:希望の日時に工事をしてもらえない可能性があります。
- 業者の選択肢が減る:信頼できる業者は早めに予約が埋まってしまうことがあります。
もし工事を急がないのであれば、これらの繁忙期を避けて依頼するのがおすすめです。どうしても繁忙期に工事が必要な場合は、できるだけ早めに業者を探し、予約を入れるようにしましょう。 早めに予約することで、割引キャンペーンなどが適用される場合もあります。
無料のアフター保証がついているか確認する
アンテナ工事は、設置して終わりではありません。万が一、工事後に「テレビの映りが悪くなった」「アンテナが傾いてしまった」などのトラブルが発生する可能性もゼロではありません。そのような場合に備えて、無料のアフター保証が付いている業者を選ぶことが重要です。
保証の有無や内容は業者によって様々です。確認すべき点は以下の通りです。
- 保証期間:どれくらいの期間、保証が適用されるのか(例: 1年、3年、5年など)
- 保証の対象範囲:どのようなトラブルが保証の対象となるのか(例: 施工不良によるもの、自然災害によるものなど)
- 保証適用時の費用負担:出張費や部品代などが無料になるのか、一部負担が必要なのか
- 保証書の発行:口約束ではなく、書面で保証内容を確認できるか
保証が充実している業者であれば、万が一の際にも追加費用を心配することなく対応してもらえます。見積もり時に保証内容をしっかりと確認し、比較検討の材料の一つにしましょう。
複数の業者の見積もりを比較する
テレビ配線工事の費用は、業者によって大きく異なる場合があります。 そのため、必ず複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが非常に重要です。これを「相見積もり」と呼びます。
相見積もりを行うことで、以下のようなメリットがあります。
- 適正価格を知ることができる:複数の見積もりを比べれば、その工事内容に対する妥当な価格帯がわかる
- 不当に高い請求を防げる:明らかに高すぎる見積もりや、不要な工事が含まれている見積もりを見抜きやすくなる
- 値引き交渉に役立つ:他社の見積もりを提示することで、より良い条件を引き出せる場合も
- サービス内容を比較できる:工事内容の詳細、使用する部材、保証内容なども含めて総合的に比較し、最も信頼できる業者を選べる
最低でも2~3社から見積もりを取るのがおすすめです。数万円単位で費用が変わることもあるため、納得のいく業者を選ぶためにも複数の見積もりから比較してみましょう。
テレビ配線やテレビ端子増設工事はどこに依頼する?
テレビの配線工事や端子の増設を考えたとき、どこに依頼すれば良いのか迷うかもしれません。依頼先によって、得意な工事、費用感、対応スピード、保証内容などが異なります。
主な依頼先とその特徴を理解し、ご自身の状況や重視するポイントに合わせて最適な業者を選びましょう。
- アンテナ工事専門店: 技術力と専門性が高く、複雑な工事にも対応可能
- 家電量販店・ホームセンター: 商品購入とセットで依頼できる手軽さが魅力
- 街の電器屋: 地域密着で、細やかな相談や柔軟な対応
アンテナ工事専門店
アンテナ工事専門店は、その名の通り、テレビアンテナの設置や配線工事を専門に行っている業者です。 最大の強みは、豊富な経験と高い技術力にあります。
アンテナ工事専門店の主な特徴は以下の通りです。
- 高い専門性と技術力:アンテナに関する知識が豊富。様々な種類のアンテナ設置や、電波状況が悪い場所での工事、複雑な配線工事にも対応可能
- 施工実績が豊富:多くの現場を経験しているため、トラブルへの対応も迅速
- 自社施工が多い:下請けに任せず自社で施工する業者が多いため、品質が安定しやすい傾向
- 比較的安定した価格設定:専門業者間の競争もあるため、極端に高額になることは少ない。ただし安さだけを追求する業者には注意が必要
家電量販店・ホームセンター
大手家電量販店やホームセンターでも、テレビアンテナの販売と合わせて設置工事を受け付けています。 店舗で直接相談でき、商品購入から工事依頼までワンストップで済む手軽さがメリットです。
家電量販店・ホームセンターの特徴は以下の通りです。
- 依頼の手軽さ:普段利用している店舗で気軽に相談・依頼可能。ポイントが付くことも多い
- 工事は下請け業者が行うことが多い:実際に工事を行うのは提携している地域の電気工事業者などがほとんど
- 施工品質にばらつきの可能性:担当する下請け業者によって技術力や対応に差が出る場合も
- 費用はやや割高な傾向:業者への仲介があるため、直接依頼するより高くなりやすい
- 複雑な工事への対応力:特殊な設置や難易度の高い配線など一部対応できない場合もある
テレビの購入と同時にアンテナも設置したい場合や、とにかく手軽に依頼したい場合には便利な選択肢です。 ただし、施工品質や費用面を重視する場合は、他の選択肢と比較検討することをおすすめします。
街の電器屋
地域に根差した「街の電器屋さん」も、アンテナ工事や配線工事に対応してくれる場合があります。 長年地域で営業しているお店であれば、信頼関係を築きやすいのが特徴です。
特徴は以下の通りです。
- 地域密着で親身な対応:気軽に相談しやすく、細かな要望にも柔軟に対応しやすい
- フットワークの軽さ:近所であればすぐに駆けつけてくれるなど、早期に確認してもらえる場合も
- 他の家電の相談も可能:アンテナ以外の電気設備や家電製品についても相談に乗ってもらいやすい
- 価格設定は店による差が大きい:明確な料金体系がない場合もあり、価格は相談次第
- 専門性は店による:工事を頻繁に行っているかや最新の技術に対応できるかは、お店によって異なる
- 保証内容が不明確な場合も:長期保証などが用意されていない場合も
普段から付き合いのある電器屋さんがあり、信頼できるのであれば、相談してみる価値はあります。 ただし、費用や専門性、保証については事前にしっかりと確認することが重要です。比較のために、他の業者からも見積もりを取ることをおすすめします。
初心者が自分で取り付け作業するのはおすすめできない
費用を抑えるためにDIYを検討する方もいるかもしれませんが、アンテナ工事やテレビ端子の増設作業には専門的な知識や技術が必要で、電気工事士の資格が必須な作業もあります。初心者が安易に手を出すことはおすすめできません。
感電や建物の損傷リスクのほか、場合によっては高所作業が必要になるため危険が伴います。作業自体が可能でも時間と手間はかかりますし、電波受信がうまくいかなければ調整をしなければなりません。
こうしたDIY作業には保証もないため、トラブルが発生してもすべて自己責任になります。安全面や確実性、長期的な利用などを考えると、プロの業者に依頼するのが最も確実といえるでしょう。
テレビ配線工事をどうしても自分で行いたい場合は?
それでも自分でやりたい方に向けて、最低限の知識と手順を紹介します。
地デジアンテナの工事を自分で行う場合
【必要な道具】
- 地デジアンテナ本体
- 同軸ケーブル(5C-FBなど)
- 分配器・分波器
- 固定金具・工具(ドライバー、スパナなど)
【設置手順の概要】
- 設置場所の選定(高い位置で電波が通りやすい場所)
- 支柱や壁面へのアンテナ固定
- ケーブルを屋内に引き込む
- 分配器を設置し、各テレビに配線
電波強度のよって最適なアンテナの種類が異なるので、レベルチェッカーで確認してから取り付けましょう。
BS/CSアンテナの工事を自分で行う方法
【必要な道具】
- BS/CSアンテナ本体
- 同軸ケーブル(5C-FBなど)
- 分配器・分波器
- 固定金具・工具(ドライバー、スパナなど)
【設置手順の概要】
- 土台金具とアンテナの仮設置
- アンテナケーブルを引き込む
- 方向・仰角の最終調整
地デジアンテナと同様に道具をそろえる必要がありますが、衛星の方向合わせが難易度高のため、初心者にはあまりおすすめできません。
アンテナ設置後に屋内のテレビ配線を行う
アンテナを設置したあとは、屋内側でテレビの配線工事が必要です。
工事は、アンテナから伸びたケーブルをテレビを置く部屋の壁にある端子までつなげるのが基本です。アンテナケーブルを室内に引き入れる方法には、次のような手段があります。
- 壁から室内へ引き入れる
- 隙間ケーブルを使って引き入れる
- エアコンのダクトから引き入れる など
住宅の構造やインテリアを考慮しながら、ご家庭にあう方法で検討しましょう。
テレビ端子を増設する方法
テレビ端子の増設は、既存のテレビ端子から信号を分配する方法であれば比較的難易度が低く作業できます。既存端子から分配して、簡易的にテレビ端子(接続口)を増やします。
- テレビ端子(壁にあるコンセントのようなもの)のカバーを外す 通常ネジで固定
- 分配器を接続する 端子の内部にある同軸ケーブルの接続部分に、「全端子通電型」または「1端子通電型」(BS/CSも見る場合)の分配器を接続 分配数(2分配、3分配など)は、増やしたいテレビの数に応じて選択。
- 分配器の出力端子より、新しい同軸ケーブルを配線 テレビを置きたい部屋へ配線。床や壁にモールを使ってケーブルを固定すると見た目が良くなる。
- 接続と確認を行う ケーブルの先端にコネクタを取り付けてテレビに接続。チャンネル設定を行い、正常に映るか確認。
この方法は、壁に新しく端子プレートを埋め込む本格的な工事ではなく、あくまでケーブルを延長して接続口を増やす簡易的な方法です。 分配すると信号レベルが低下するため、分配数が多かったりケーブルが長くなったりすると、映りが悪くなる場合があります。その場合はブースターの設置が必要になることもあります。
壁の中に配線を通したり、壁に新しい端子プレートを設置したりする工事は、電気工事士の資格が必要な場合もあり、難易度が高いため業者への依頼をおすすめします。
テレビ配線工事やアンテナ工事を行った人たちの口コミ
お得にテレビ配線工事業者を探すなら相見積もりで
ここまでテレビの配線接続やアンテナ設置方法についてなどを解説してきました。特にアンテナの設置は危険が伴う作業なので、できれば無理せずプロのアンテナ工事業者に依頼することをおすすめします。
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見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。
口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。
チャットで事前に仕事内容の相談ができるので安心
契約前にサイト内のチャットで事業者と直接メッセージのやり取りをすることも可能。事前に見積もり内容に関する質問や相談ができるので、不安を解消した上でお仕事を依頼できます。